2017年6月の記事一覧
代かき②
今回も引き続き、代かき(しろかき)についてです
前回は代かきの必要性等について説明しましたが今回は本校で使用
している代かき用の作業機について説明します
代かきは専用のドライブハローという作業機を使用します
見た目は普段畑を耕す作業機(ロータリーといいます)と同じですが、
ロータリーは土を耕し、土の表面をならすので爪が長いのですが、ハロー
は水田の表面を掻く(かく)のが目的なので爪の長さが短いのが特徴です。
※掻くとは水田表面の土を砕くこと
今回は余っている爪がないので画像を掲載できませんが機会があったら
HPにUPしたいと考えています。これを読んでいる中学生の君!もし興味を
もったら川総に入学して農業機械の奥深さを学んでみませんか
ちなみに本校には代かきの面積を広くできるウィングハローという水田へ
の移動までは左右はみ出る部分を格納して水田で羽を開くように開いて、
代かきを行う作業機を使用しています。今回はウィングハローの画像を掲載
します
ウィングハローです。
格納状態です。上にある爪が回転し土を砕いていきます
尚、開閉スイッチを押すと
左右に自動開閉して
トランスフォーム完了です
この状態で前回のように代かきをおこないます
代かき①
しばらくご無沙汰していました。改めて今年度もよろしくお願いします
今年度もイネは播種作業まで順調に進み苗も元気に育っています
今回は今まで説明していなかった川越総合高校バージョンの代かき
(しろかき)について説明します。
代かきとは正式には代掻きといい田に水を入れた状態で、土の塊を
細かく砕く作業のことをいいます。また表面の土を柔らかくし、田面を
均平にし、水田の漏水を抑える効果もあります
代かきの代とは田の単位の名残から使われているなど諸説あります
本校では水を入れた後、漏水等を防ぐために荒代かきを行い、その後
雑草や浮きわらをすきこみ田面を平らにするための本しろかきを行います。
代かきは普段、畑を耕すローターリーと違って専用の作業機を使用し
ます。
作業機の詳細は代かき②で、お話しします。
本代かきの様子です
爪が回転することで土が柔らかくなり表面が平らになります