2016年6月の記事一覧
本格導入検討中!!
今年から育苗に使用する床土を培養土から別のものに変更しました
それは籾殻くん炭です。
籾殻くん炭は、もみ殻を低温でいぶし、炭化させたもので一般的に土壌改良剤と
して多く利用されています。用土に混ぜることで通気性や保水性が増すことができ、
根ぐされ防止や、アルカリ性で、酸性の土を中和させることができます。また、微生
物の棲家(すみか)として、とても有効なものです。
ちなみに、くん炭の原料の籾殻は、もみすり後、沢山できるので、本校では冬に
くん炭を作成しています。
これが籾殻くん炭です 床土に利用しました
ちなみに色は黒です
何故、籾殻くん炭を利用したかというと、保水性、通気性が高いこともありますが
メインは
重量が軽いことです。
播種後の育苗箱は一箱当たり約5.5㎏の重さになります
これを一つ一つ移動するとなるとかなりの重労働になります
籾殻くん炭を利用すると半分以下の重さになるので出芽器から育苗温室までの
移動作業がラクラクです
「作物」選択生達もスイスイ移動作業を行ってくれました通常のは…でしたが
籾殻くん炭の場合、肥料分が培養土に比べて足りないので追肥をまめに行う必要
がありますが、今後の成長に響かなければゆくゆくは全面的に取り入れていきたい
と考えています
培養土で播種した苗です
根張りもく立派に育ちました
籾殻くん炭で播種した苗です
草丈も培養土に比べて大きな差はありません
黒い部分が、籾殻くん炭です
根張りも良いです
御無沙汰していましたm(__)m
今年度もイネは順調に育っています
先週、3年次生「作物」選択生の田植えは無事終了しました。
選択生達は初田植え機操作でかなりドキドキしていましたが、
植え終わった姿を見て感動していました
西部地区の高校で田植え機操作ができるのは本校だけです
これを見ている中学生の君
育苗箱から取り出します
丁寧に取り出します!!真剣、真剣
水田に植え付けます

今年は天気に恵まれて絶好の田植え日和でした
今年は去年と同じ内容を紹介しても面白くないので、視点を
捻って本校の稲作栽培技術を紹介していきたいと考えています
説明する内容で若干、作業の時空列がおかしくなるかもしれま
せんが、わかりやすく更新していくのでよろしくお願いします