講話 ・ 式辞

2021年1月の記事一覧

緊急事態宣言再発令に伴う本校の対応について

校長講話(放送による)

令和3年1月14日(木)

 

緊急事態宣言再発令に伴う本校の対応について

 

 おはようございます。朝のSHRの時間をいただき、新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応についてお話しさせてください。3分ほど時間をいただきます。

 昨日菅首相が、新たに大阪、京都、兵庫、愛知、岐阜、福岡、栃木の7府県に緊急事態宣言を発令し、三大都市圏を含む11都府県に対象を広げ、併せて中国や韓国など11か国からの入国を規制するとの発表を行いました。また、学校や保育所には休業を求めず、感染防止対策の徹底を再度要請しました。このことを受け、本日付けで保護者宛通知を発出し、今後の学校運営に係るお願いをさせていただきます。

1.本校では、感染防止対策を徹底しながら教育活動を継続します。

2.登下校時の三密回避のため、2月5日(金)まで始業時間を1時間繰り下げ9時40分とします。

3.短縮40分授業を、2月5日(金)まで継続します。

4.2月7日(日)まで、部活動を原則中止とします。

5.学校生活においも、感染防止対策の徹底を心掛け行動してください。

 ・手洗い、うがいの励行、ソーシャルディスタンスの保持

 ・マスク着用の徹底

 ・昼食時に飛沫感染を防止する対応の強化(一人で食べる・会話しない・飲み物、タオル等の共有をしない)

   ⇒ 教員が監視するようなことはしたくない

6.不要不急の外出を控え、感染防止対策と健康観察の徹底

をご家庭にも再度お願いします。

 

 次に学校行事についてです。

1.1月26日(火)に予定していた、創立百周年記念式典は再度延期します。

 特に、3年次生の在学中に実施することが厳しい状況にあり、夏以降、オリンピック終了後に挙行出来るよう仕切り直しします。式典を楽しみにしていた人たちには、大変申し訳なく思っております。

2.次に、3月下旬に予定していた2年次生の修学旅行を、6月に再度延期します。

 併せて、学年保護者会も4月以降に延期します。生徒の皆さんからは修学旅行を心待ちにしているとの声を複数いただいていることから、安心・安全な修学旅行が実施できるようになるまで、もう少し我慢してください。

3.3年次生を送る会や卒業式については、感染防止対策がどれだけ徹底できるのかを含め、実施について現在検討しています。

  

 最後に授業についてです。

 緊急事態宣言の再発令に伴い、県のガイドラインが改訂されました。これまで実施していた実験や実習、合唱や合奏など感染リスクが高いとされる活動については制限がかかります。先生方もどのようにすれば皆さんにとって教育効果の高い授業になるのか悩み苦しんでいます。どうかご理解とご協力をお願いします。

 

 むすびに、伊集院 静 という作家が成人を迎えた若者に発したメッセージの一部を紹介します。「今は、少し辛いが、必ず笑える日はやってくる。まぶしい光が差す時が来る。それを信じて歩き続けよう。自分のためだけではなく、誰かのために!それが人間の品格だ。品格だ。コロナの中の新成人諸君、情熱を信じて胸を張れ。」

 以上です。

 

令和3年度第3学期始業式 講話

校長講話(リモートによる)

令和3年1月8日(金)

 

令和3年度第3学期始業式 講話

 

 明けましておめでとうございます。

 皆さんは健やかに新春を迎え、心身ともにしっかりリフレッシュできたものと思います。

 また、年末年始の期間中においても、我々の生活を支える業務などに従事されている医療従事者を始めとするエッセンシャルワーカーの皆さん、さらには、新型コロナウイルスへの対応で、休みを返上して御尽力いただいている多くの方々に、心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

 今年の干支の丑(うし)は、十二支の2番目であることから、子(ね)年に蒔(ま)いた種が芽を出して成長する時期とされています。

 また、「牛」は古くから肉用牛、乳牛、耕牛(田畑を耕す牛)と呼ばれ、酪農や農業で人々を助けてくれる大切な動物です。 

 大変な作業を最後までこなす働きぶりから、丑年は「我慢」を表す年とも言われています。

 そのことから、丑年は、先を急がず目の前のことを着実に進めることが「将来の成功につながる」とされています。

 コロナの収束が見通せず、当面「我慢の年」になるかもしれませんが、皆さんにはコロナ禍だからこそネガティブにならず、自身の可能性や感性を大切にしてポジティブに物事を捉え、目標に向かって前に進んで行って欲しいと思います。

 皆さんの将来には無限の可能性があります。その可能性を現実のものとするために、自分の頭で考え、自力で自由に大空を飛びまっているかのように俯瞰的に物事が見られる人間に、そんな力を身に付けて欲しいと思います。

 

 さて、今日は3点、お話しさせていただきます。

 

 1点目は「今年の目標」についてです。

 皆さんはすでに今年の目標を定めたでしょうか。「1日の計は朝にあり、1年の計は元旦にあり」という言葉があり、新たな年の初めに目標やめあてを持つことが、その年を充実させるためには重要です。

 目標を達成するための方法は「スモールステップ」をコツコツと積み重ねることです。小さな成功体験が一つずつ積み重なって、最終目標の実現がより具体的になっていきます。

「毎日が新記録」「自己ベストの更新」を目指すことが大切です。以前も書きましたが、現役大リーガーの大谷選手が取り組んで有名になった目標達成シート「マンダラチャート」などを参考にして、スモールステップをコツコツと積み重ねていってください。

 

 2点目は、「伝統的な食文化の継承」についてです。

 日本には季節の移り変わりとともに、その季節にとれる旬のものを食べる習慣があります。正月三が日にはおせち料理を、昨日は七草粥を食べた人もこの中にいると思います。

 「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」。この七種類の野菜を入れて炊いた粥を食べて、「病気にならないように、災難に遭わないように」と神様にお願いします。

 正月三が日に食べ過ぎたり飲みすぎたりして疲れた胃を休め、冬の野菜不足を補うために七草粥を食べるとも言われています。

 現在は、加工技術や冷蔵技術の進歩により季節に関係なく何でも食べられる状況にあり、季節感がなくなってしまったといれます。

 皆さんが普段食べている和食、日本人が育んできた大切な食文化をあらためて見つめなおし、優れたものを次の世代に継承し、世界に発信していって欲しいと思います。食について学ぶ機会の多い川総生には、是非とも持ち続けていただきたい視点です。

 

 最後に、昨日発令された緊急事態宣言についてです。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京、埼玉、千葉、神奈川の一都三県を対象に、特別措置法に基づく緊急事態宣言が政府より発令されました。期間は今日から2月7日までの一か月間。菅首相は記者会見で不要不急の外出自粛などを国民に呼びかけました。

 生徒の皆さんに今できることは、各自が「感染しない、感染させない」をモットーに、引き続き日々の健康観察と手洗いの励行、飛沫感染を防ぐため三密を避けるとともに、部屋の換気を徹底する、特に食事中などはマスクなしで会話する場面をなくすことを心がけてください。

 2021年、令和3年は社会全体でコロナを克服し、その中から数々のイノベーションが生まれ、希望に満ちた年になることを祈念しています。

 

 以上で講話を終わります。