講話 ・ 式辞

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学校  入学式 式辞   〔 平成25年 4月 8日 〕

     式 辞
 
 春爛漫の季節となりました。 本日、この佳き日に、PTA会長 村田浩明 様、後援会会長 諸口高男 様、育英会会長 古寺五一 様 をはじめ、多くの御来賓の皆様、並びに保護者の皆様の御臨席を賜り、ここに 「平成25年度 埼玉県立川越総合高等学校入学式」 を挙行できますことは、本校にとりましてこの上もない喜びでございます。 御臨席の皆様に心から御礼申し上げます。
 
 ただ今、入学を許可いたしました245名の新入生の皆さん 入学おめでとうございます。 皆さんにとって、今日の佳き日は、生涯の中で忘れることのできない大切な日となるでしょう。 皆さんの入学には、皆さん一人ひとり人の努力の成果はもちろんでありますが、それとともにご家族の方々の励まし、先生方の御指導や周囲の方々の御支援があったことを忘れてはなりません。 このことをしっかりと心に刻み、感謝の気持ちを胸に、高校生活を踏み出してください。 保護者の皆様、本日はお子様の御入学まことにおめでとうございます。 お喜びもひとしおのことと、心からお祝い申し上げます。
 
 本校は、大正9年4月に開校し、以来、時代の変化に対応しながら、平成8年4月に現在の川越総合高等学校となりました。 創立93年の長い歴史と伝統を持つ学校であり、これまでに地域と共に各分野で活躍する多くの卒業生を社会に送り出してまいりました。 入学された皆さんも本校の伝統を引き継ぎ、さらに発展、充実した学校生活を送っていただきたいと思います。 本校の校章は、昭和40年4月に従来の川越農業高校の校章を改めたもので、図案は開校当時の養蚕学校としての、本校の由来をとどめる桑の葉と未来を開拓する意志を表現する鎌をあしらったものであります。 また、「真理と正義を愛し、勤労と責任を重んじる」 を校訓に教育活動に取り組んでおります。 総合学科の特色は、幅広い選択科目の中から自分で科目を選択し、一人ひとりが自分の興味 ・ 関心や将来の職業選択を視野に入れた学習ができるということです。 そして本校の特色として、農業科目や家庭科目を中心とした多彩な選択科目が用意され、命の大切さを学び、食の安全 ・ 安心や環境の大切さについても学ぶことができます。
 
 このような特色を生かして、皆さんがこの3年間を立派に学びきるために、三つほどお願いをいたします。
 
 一つ目は、夢の実現に向けて、学習に主体的に取り組んでほしいということであります。 皆さんが本校に入学するにあたっては、将来の大きな夢や目標があると思います。 その夢の実現に向けて、希望を持って勉学に励んでほしいと思います。 夢の実現のためには、日々の継続的な学習が大切です。 皆さんは、一人ひとりの進路希望に応じた選択科目の学習ができ、自分を伸ばすことができます。 しかし、そのためには、受け身ではなく、自ら主体的、能動的に自分で学習を確立していくことが必要な条件となります。 これから3年間、夢の実現に向けて自ら主体的に継続して学習をしてください。
 
 二つ目は、豊かな人間性など、自分の心を大いに育んでほしいということであります。 人が生きていくためには、生涯をとおして自分自身を高めていく謙虚な心が必要であります。 そして高校時代はそのための重要な時期であります。 人との関わりの中で自分を心身共に向上させてくれる部活動やボランティア活動などにも積極的に取り組んでほしいと思います。 そして、本校の様々な活動をとおして、自らを律し、他人と協調し、他人を思いやる心や感動する心などを大いに育んでください。
 
 三つ目は、クラスメイトや部活動の仲間などと共に努力して、真の友人を作ってほしいということであります。 高校時代は、青年期の一時期として子どもから大人へと自立していく時期であり、皆さんが一生を通じての真の友人を得られる時期であります。 川越総合高校の学校生活で、多くの友と巡り会い、お互いに競い合い、励まし合い、協力しながら、これからの長い人生を支えてくれる確かな友情を築いてください。
 
 本校体育館の式次第の木製ボードの裏側には、「時を守り場を清め礼を正す」 という文字が記されております。 卒業生から送られたものですが、皆さんの学校生活における一つの目標にしてほしいという願いが込められております。 是非、皆さんの心にとどめてほしいと思います。
 
 次に、本校教職員を代表いたしまして、保護者の皆様にお願い申し上げます。 本日より、お子様をお預かりいたしますが、学校教育が一定の成果を収めるためには、学校と御家庭との協力と連携が必要でございます。 今後の本校の教育活動への御理解と御協力をお願いいたします。
 
 結びに、本日、御臨席を賜りました御来賓の皆様方に、今後とも変わらぬ御支援、御協力をお願い申し上げ、式辞といたします。
 
平成25年 4月 8日   埼玉県立川越総合高等学校長   竹本 政弘