講話 ・ 式辞

県立高校における新型コロナウイルス感染者の発生状況について

県立高校における新型コロナウイルス感染者の発生状況について(放送による講話)

 

 来週月曜からの一週間は期末考査期間です。試験を前に少しだけ時間をいただき、新型コロナウイルスに係る県内の状況についてお知らせします。

 4月以降、県立高校で確認された陽性者のうち、校内での接触が理由で確認された陽性者の割合は、4,5月が7.9%だったのに対して、6月は27.9%と増加傾向にあります。今日の読売新聞朝刊では、都内においては10代の新規感染者が急増しているとのこと。デルタ株の感染力がこれまでのものと比べて強力なことから、第5波の到来を予見する評論も目につきます。

 感染が増えている要因が、自粛疲れなどによる気の緩みなのか、変異株の影響なのかは正直言ってわかりません。感染拡大をできるだけ食い止めるよう、国民一人一人が隙を作らないよう自重したり、状況に応じた感染拡大防止対策を国や県が行ったりするなど、誰彼問わず一丸となって取り組まねばならない状況に変わりありません。校医の山田先生は、「感染リスクの高い行動を控えること、日頃の健康観察の徹底が何より有効な感染防止対策」と話しておられます。

 先月クラスターが発生した西部地区のある高校では、同じクラスで生徒2人の陽性者が確認されたことから、2日目は当該クラスの生徒全員を出席停止とし、2日目に別学級生徒の陽性が確認されたことから、3日目は当該学年を学年閉鎖したそうです。3日目、新たな陽性者が確認され、PCR検査の対象が学年をまたぐ部活動まで広がったことから、4日目以降学校全体を閉鎖しました。学校再開の準備をしていた7日目、検査対象となっていない生徒の陽性が新たに確認されたことから、学校閉鎖を延長したそうです。

 学校で感染拡大が起こった場合には、個人の問題にとどまることなく、クラス、学年、学校全体に影響を及ぼしかねません。もし今ここで学校が止まってしまったら、進路に係る重要な時期を迎えている3年次生にとっては大ダメージです。

 学校での感染率が増加傾向にある現状を踏まえ、引き続き感染防止対策の徹底を皆さんには強くお願いします。先日お配りした通知にあるように、ご家族に体調不良の方がいたり自身の体調がすぐれない場合には、無理して登校しないようお願いします。また、デルタ株については、人込みで行違っただけで感染してしまうケースなどもオーストラリアで報告されています。聖火リレーなど、県内各地で人だかりができるような場面も来週は想定されることから、軽率な行動を自重するようお願いします。

 なお、同居家族の発熱等が明らかにワクチン接種による副作用と判断される場合には、生徒の登校は可能です。不安な場合には、学校へ直接相談してください。

 最後に、これまで三カ月、皆さんの協力と頑張りのお陰で何とか学校を動かすことができました。本当にありがとうございます。週が明けると終業式まで半月余り。気を抜かずに、最後まで頑張り通しましょう!!