講話 ・ 式辞

令和3年度第2学期始業式 校長講話

夢なき者に成功なし

 

 今年の夏休み、皆さんはどう過ごしましたか?

 一人一人違った、思い思いの夏休みを過ごしたものと思います。今日から2学期がスタートします。気持ちを切り替え、これから訪れる未来を前向き捉え、前に進んでいきましょう。しかし、今、コロナ感染の危機が高まっています。そんなときでも、明るく元気に2学期を過ごすことができるよう、今日は皆さんにお気に入りの言葉を紹介します。

 「夢なき者に成功なし」

 この言葉は、明治維新を主導した志士たちの思想に大きな影響を与えたといわれる、松下村塾の創設者、吉田 松陰 の言葉です。

 私なりに解釈すると、

 「夢をもたない人は成功しません。」と松陰は言っている気がします。

 しかし、夢を持てば必ず成功するというわけではありません。

 この言葉はある文章の文末にある言葉です。その前には、こんなことが書かれています。

 「夢がない人には、こんな風になりたいという思いがない。」

 「こんな風になりたいという思いがない人には、計画がない。」

 「計画がない人は、行動することがない。」

 「行動しない人には、成功はない。」

 つまり、行動しなければ、何も始まらない。成功もないということなのです。

 そして、成功するためには、行動するための計画が必要であり、計画を立てるためにはなりたい自分を持つこと、つまり目標を定めること。その目標を達成させることが「成功」であり、それが「夢」なのです。

 コロナ禍でこれから先どうなるかは誰にもわかりません。でも、学校での学びは止めません。学びとは各教科の学習だけではありません。これまで身に付けてきた力を発揮する学校行事も、大切な学びの場です。ですから、文化祭も体育祭も今の時点では、方法を工夫して実施したいと私は考えています。こんな今だからこそ、目標をもって、前向きに行動していきましょう。

 「夢なき者に成功なし」

 この言葉を2学期のキャッチフレーズにして、日々の学びでさらに自身を鍛え高め、直面する困難を一つひとつ乗り越えていきましょう。

 3年次生はここからが本当の戦いです。気持ちを切り替え、この夏に経験した出来事やこれまでの学びを基盤として、進路実現の道のりを真っすぐ進んでください。(3年次生のみ)

 1・2年次生も、二度とない令和3年(2021年)の夏に見つけたものを、次のステップのために前進させましょう。(1・2年次生のみ)

  続いて感染症対策について大切な話をします。すでにホームページや google Classroomを 使ってお知らせしたように、今日から17日までの間、分散時差登校になります。来週から2週間、40分授業3コマを半日単位で入れ替えて実施します。学校での滞在時間を短くすること、昼食を挟まない方策を優先します。

 あらためて皆さんにお願いすることは、マスクの着用、手洗いとこまめな消毒、ありとあらゆる場面で密を作らないこと、食事をとる必要がある時には向かいあって食べることを避け、食べ終わったらすぐにマスクをする。登下校の際には寄り道をしない。部活動は公式大会が控えている部以外は平日のみ週2回、90分以内の活動を上限とする。学校を止めずに様々な活動を継続する以上、皆さん一人ひとりの感染防止に対する意識が重要です。対策を怠らず、強いられる制限の中にあっても皆さんの学びが途絶えることのないよう、気を引き締めて生活しましょう。 

 最後に、明日予定されている創立百周年記念式典についてです。2・3年次生には以前お話ししたことがありますが、当初の予定では昨年度中に式典を実施するはずでした。しかしながらコロナ禍のため延期に延期を重ね、ようやく校内関係者のみで実施する運びとなりました。会場を分散し、感染拡大防止対策を徹底した上で式典を行います。ご家庭の事情であったり不安を感じて参加を躊躇したりしている人もいるかと思います。選択肢は複数あるので、自身の考えを第一に行動してください。

 まだまだお話ししたいことがあるのですが、時間短縮のため今日はこの辺で止めておきます。本校ホームページの校長室からというブログに、生徒の皆さんへ宛てたメッセージを8月30日に掲載しました。続きはそちらをご覧ください。以上で終わります。