講話 ・ 式辞

保護者の皆様へ(三者面談の実施にあたって)

保護者の皆様へ(三者面談の実施にあたって)

 

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、川越市が対象になっている「まん延防止等重点措置」が再延長されました。このような状況下で、三者面談のためにわざわざ学校までお運びいただきますことに心から感謝申し上げます。

 さて、私事で恐縮ですが、着任2年目を迎え、「いかにして生徒の力を伸ばすか」が、自身の大きな課題になっています。

 「馬を水辺に連れて行くことはできるが、飲ませることはできない。水を飲むのは馬自身である」というイギリスのことわざがあります。「馬が水を飲むかどうかは馬次第。人は他人に対して機会を与えることはできるが、それを実行するかどうかは本人のやる気次第である」という意味です。

 大人になったときに、自分のやりたいことは何だろう?自分のやりたい仕事は何だろう?あるいは、どういう仕事が自分に向いているのだろう?

 そのためにはどういう勉強が必要なのだろうか?

 あるいはもっと直接的に、身近にいる大人を見て、自分はこういう人になりたい。

 そう思うかもしれません。そうなれば、自分がどのような勉強をしなければならないのかわかりやすくなると思います。そのようにして、自分から勉強をする気持ちを高めてやる気を出すことにより、はじめて水を飲むことができるのです。

 本校は創立101年目、総合学科に転換して26年目を迎えます。県内外から高い評価を受ける実績をこれまで築き上げてきましたが、本校に学ぶ生徒の素質や可能性を考えると、それはまだまだ十分ではないと感じています。生徒の学ぶ意欲を掻き立て目指す方向に導くのが我々教師の使命ですが、努力が確実に報われる高校での3年間をいかにして創り上げていくか?

 コロナ禍で様々なことが変わろうとしている中で、保護者の皆様にもいっしょにお考えいただき、お子様の成長と飛躍の後ろ盾となれるよう、ご協力をお願いします。

 

埼玉県立川越総合高等学校

校長 服部 修