学び
生徒に会えない、選手と野球ができないことが
こんなに辛いとは思いませんでした。
ただ、今までにないことに挑戦したり、
ゆっくりと自分と向き合う時間ができています。
3月18日(水)は登校日でした。
学年で登校時間が違うため、間のところで
選手たちの状況確認や今後のことを
短時間で、全員集めて話しをしようと考えていました。
ところが、
下校予定の2年生がなかなか来ません。
他の生徒は、どんどん下校しています。
この登校は、短時間ですませるが大前提ですから、
長くとどませられないため、少しイライラしていました。
どうせ、写真を撮ったり、おしゃべりしているのかと
思っていました。
その時、野球部顧問の先生が、
「あいつら、先生方にあいさつに回っているみたいです。」
と教えてくれました。
自分のことが恥ずかしく、情けなくなりました。
「あいさつ」や「ありがとう」の大切さを伝えていたのは、私です。
カワソウ野球部の大切なことの一つに、
「ありがとう」がたくさんいえるチームというのがあります。
常々、選手には、節目節目でお世話になっている人には
お礼をしようと伝えていました。
この登校日は今年度最終日です。
2週間全く会っていない、そしてこのような状況で指導者は
忘れているのに、選手は大切なことを忘れず、実行する。
本当に、気持ちの良い、選手から学んだ1日でした。
今春、そして夏、どんな状況でも彼らの人間力で戦います。