講話 ・ 式辞

儀式等で お話しした内容を掲載いたします。

会議・研修  第2学期 終業式 あいさつ   〔 平成25年 12月 24日 〕

 皆さんおはようございます。
 
 年の瀬も押し迫り、今年も余すところ7日となりました。 今学期も特に大きな事故もなく、本日、2学期の終業式を迎えられたことをうれしく思います。
 
 さて、この2学期においては、文化祭、体育祭、修学旅行など、さまざまな行事が行われました。 それらの多くは、先生方のご指導もありましたが、生徒の皆さんの手で計画され実施されました。 つまり、皆さんの自主的な活動により行われたのです。
 
 結果は、生徒の皆さんの頑張りと先生方の熱心なご指導のおかげで、多くの成果をあげて、無事に終了することができました。 昨年度に増して盛り上がった学校行事であったと思います。 このことは、大変すばらしく、喜ばしいことであります。 そして、これらの行事をとおして、皆さんのご家族や多くの地域の皆さんにご来校いただいて、地域の中の学校として認識していただけたことはありがたいことであります。 これからも、地域から認められる学校 でありたいと思います。
 
 また、部活動での頑張りや農業クラブ活動での活躍もありました。 さらに、復興ボランティアや特別支援学校との交流会等もたいへん喜んでいただきました。 是非、今後の活動に繋げていってほしいと思います。 今月の27日には、尚美学園大学 と本校との 高大連携事業 として、川越市市民会館において 「里山賛歌音楽祭」 が開催されます。 本校からも吹奏楽部の生徒をはじめ多数の生徒が参加します。 ぜひ頑張ってください。
 
 この2学期を振り返って考えたとき、皆さん一人ひとりにとっては、どのような学期だったでしょうか。 確かな成果や成就感を得ることができましたか。 それとも、やり残したことがある心残りのする学期でしたか。 思いはさまざまだと思います。  
 
 3年次生は、進路決定に向けた取組が中心であったと思います。 先生方のきめ細かな指導もあって、就職希望者はほとんどの人が内定をもらったようです。 まだの人も最後まであきらめずに頑張ってください。 進学希望者も推薦入試の人はだいぶ決まりました。 一般入試を受ける人はこれからが最後のがんばりどころです。 希望の進学先に合格できることを願っています。  
 
 今学期の皆さんの成績については、先日の会議で報告がありました。 はじめに成績優良者についてです。 ここでいう優良者とは5段階評価で平均の評価が4.3以上の者をいいます。 大変すばらしい成績ですが全校で62名いました。 1学期より11名減りました。 昨年度の同時期と比較しても11名減っています。 そのような中で、残念ながら3年次の生徒は13名も減ってしまいました。 進路が決まって気が緩んだのか残念です。  
 
 次に成績不良者についてです。 欠点を取ってしまった生徒は全校で140名いました。 1学期より64名増えてしまいました。 昨年度の同時期と比較しても19名増えています。 各学年で増えていますが、特に1年次と3年次の生徒が増えてしまいました。 欠点を取ってしまった生徒については、このままの状態でいくと、進級・卒業が心配されます。 どうか気持ちを切り替えて頑張ってほしいと思います。  
 
 また、遅刻・欠席・早退についても気になります。 2学期間に10回以上の遅刻・欠席・早退をした生徒は、全校で49名いました。 1学期より33名増えています。 そして49名の内の41名が成績不良者として報告されています。 実に成績不良者が8割以上を占めているのです。 いかに基本的な生活習慣が大事であるかが理解できると思います。 是非とも3学期は改めてほしいと思います。  
 
 日々の積み重ねた勉強の成果が成績という結果であらわれます。 通知票を見るまでもなく、自分の学校生活を振り返ってみれば、自分自身で分かることと思います。 大切なのは、事実をしっかりと受け止め、これからどのようにして学校生活に取り組むべきか、よく考えることだと思います。 まもなく迎える新しい年、そして3学期をどのように過ごしていくのか、将来の進路を見据えて真剣に考えて下さい。  
 
 年末を迎えて慌ただしい冬休みですが、事故や健康に注意して休みを有意義に過ごし、新学期には元気に登校してください。 以上で、2学期終業式に当たっての話を終わります。
 

晴れ  朝礼 あいさつ   〔 平成25年 11月 1日 〕

 皆さんおはようございます。
 
 学校行事が続いたこともあり、あっという間に2学期も半分が過ぎました。 1年次生は初めての川総祭、体育祭はどうでしたか。 充実感や達成感は得られましたか。 川総祭では今年も多数の方の来校がありました。 また、体育祭では今年から応援合戦が加わりたいへん盛り上がったと思います。 昨年にも増して100名を超える保護者の応援をいただきました。 いずれの学校行事も 全校の皆さんの努力の成果がよく現れたすばらしい行事であったと思います。 皆さんの努力に敬意を表したいと思います。 2年次生は 来月から修学旅行ですが準備はどうですか。 思い出に残る楽しい修学旅行となるように 事前の準備を入念に進めてほしいと思います。 3年次生は就職試験、推薦入学試験等で頑張っているところかと思います。 就職希望者については、現時点で約4分の3が決定しました。 現在、取り組んでいる生徒は最後まであきらめずに頑張って下さい。 また、進学希望の人は 計画的に勉強を進めてほしいと思います。 これから公開授業も始まります。 学校行事から勉強へと気持ちを切り替えて取り組んでほしいと思います。
 
 先週のことですが、10月22日から24日にかけて、1都3県において農業クラブ全国大会首都圏大会が行われました。 本県では、杉戸農業高校を会場に農業鑑定競技会が行われました。 会場では、本校の農業クラブ役員の皆さんにも大会運営でお世話になりました。 今年は残念ながら本校生徒の全国入賞はありませんでしたが、1・2年次生の皆さんは来年の沖縄大会に向けて頑張ってほしいと思います。 東京での大会式典では、毎年のことですが、意見発表やプロジェクト発表等の農業関係高校生の活動レベルが高いことに感心しました。
 
 話は変わりますが、近年ネット関連で指導をするケースが増えてきているそうです。 残念ながら本校でも指導を受けた生徒がいます。 インターネットにおける青少年のトラブル事例としては、1.思いやりのない言動や行動で人を傷つけるケース 2.無知または故意に他者の権利を侵害するケース 3.匿名で特定されないと勘違いして愉快犯的行動をとるケース 4.不知または故意に有料サービスを使うケース 5.性犯罪関連のトラブルのケース等があるそうです。 そこで、一般のネット利用に関して皆さんに気をつけてほしいことは、1.思いやりを持った言動や行動をとること 2.不確かな情報の伝達を止めること 3.友達の個人情報を勝手に送らないこと 4.写真に位置情報が付加されていることに注意すること 5.知らない人と会わないこと 6.お金を使うときは親に言うこと等、しっかりとした対応を心がけてほしいと思います。
 
 これらのことにも関連して、今日は 守るべきこと についての話をしたいと思います。 私たちが安全で穏やかな暮らしをしていくことができるのは、さまざまな法律や規則が定められ、人々がこれらの決まりを守って生活しているからです。 また、法律や規則のほかにも、日常生活の中においては、さまざまな礼儀や作法があります。 日常生活ではこのマナーが人々に守られて、はじめて明るく安全な生活が送れると思います。 マナーを守ることは簡単なようですが、意外に難しいと思いませんか。 故意にではないマナー違反はまだしも、意識しながらわざと行われているような行為が最近目につきます。 非常識な人が増えているのかもしれません。 これまで、成人式で一部の人が、式場で自分勝手な行動をして、式を混乱させるという残念なニュースを目にしたことがあると思います。 この行為は意識してわざとしたものであり、到底許されるものではありません。 成人として、また社会人として常識のない人であると思います。 この例だけはでなく、最近、私たちの身の周りでも何かぎすぎすしているように感じることはありませんか。 街の中でも電車やバスの中でもどうでしょうか。 気持ちにゆとりがなく、他の人のことを思う余裕がなくなってきているせいでしょうか。 そのような中、先日、電車で高校生がお年寄りに席を譲っている光景を見かけ、ホッとした気持ちになりました。
 
 学校生活においても、校則の他にさまざまな守るべきマナーがあります。 授業中の私語や携帯電話の使用など、してはならないことがあります。 一人ひとりがマナーを守ることにより、学校生活が明るく楽しく、充実したものになると思います。 一人ひとりがマナーを守ることを心がけ、皆さんが気持ちよく高校生活を送って欲しいと思います。 以上、期待を込めて話を終わりにします。

会議・研修  第2学期 始業式 あいさつ   〔 平成25年 9月 2日 〕

 皆さんおはようございます。
 
 長かった夏休みもあっという間に過ぎて、今日から2学期です。 夏休み中は、特に事故やけが等もなく、皆さんが元気に2学期を迎えられたことをうれしく思います。
 
 今年の夏は、関東は雨の少ない暑い夏だったと思います。 まだしばらくは暑い日が続きそうですが、がんばっていきましょう。 そして、早く体と気持ちを学校生活に切り替えていただきたいと思います。
 
 さて、皆さんは充実した夏休みを過ごせましたか。 多分、いろいろな経験をしたと思います。 夏休みを振り返って、これからも良い経験を有効に生かして学校生活を充実させてください。 もし、良くない経験をしたと思っている人は、早くそれを断ち切って、新たな気持ちで2学期を過ごしてください。 また、1学期に成績不良で指導を受けた生徒については、課題等しっかりできたでしょうか。 今学期は繰り返すことのないように努力してほしいと思います。
 
 夏休み中には各部活動がよく頑張っていたと思います。 そのような中で、吹奏楽部が、県吹奏楽コンクールで銅賞を受賞しました。 これまでの音楽祭への参加、地域のにぎわい創出、特別支援学校との交流会など地道な活動を続けてきた成果であると思います。 また、弓道部では、2年次生の高野夏希さんが、1学期の男子団体に続いて関東個人選抜大会埼玉県予選で8位入賞し、関東大会出場を決めました。 その他、復興ボランティアの活動が予定どおりに行われました。 農業クラブ活動においても、最優秀賞の受賞こそありませんでしたが、各種目で優秀賞を受賞することができました。 今後のさらなる活躍を期待しています。
 
 2学期は、授業日数が一番多い学期です。 しっかり目標を定めて、能率的な学習をしてください。 また、今学期は文化祭や体育祭、修学旅行などの学校行事が予定されています。 これらの行事には、担当する生徒や先生方が夏休み前から準備に当たってくれています。 その人達のためにも、関係者全員が協力して素晴らしい学校行事になるようにがんばってください。
 
 3年次生にとっては、いよいよ進路実現の学期となります。 9月16日からは就職試験が始まります。 就職希望者は、夏休み中も面接練習や応募書類の作成にがんばっていました。 進学希望者は推薦入試が始まります。 一般入試を受ける者は実践的な実力を備える時期でもあります。 自分の人生の大きな岐路となるわけですから、しっかりとした気持ちで取り組んでください。
 
 2年次生にとっては、実質的に高校生活3年間の折り返し地点となります。 後半に向かっての再スタートを切るという意味でも、たいへん大切な時期となります。 夏休み中にインターンシップを経験した生徒も多いと思いますが、実社会の厳しさを体験する良い機会であったと思います。 ぜひ、今後の学校生活に生かしてください。
 
 1年次生にとっては、高校生活にも慣れたところで、あらためて自分の目標を確認して勉強や部活動、生徒会や農業クラブ活動に積極的に取り組んでほしいと思います。 1学期にも話しましたが、惰性的な日々を過ごすことのないようにしてください。
 
 話は変わりますが、昨日、9月1日は防災の日でした。 関東大震災発生から90年が経過しました。 現在、首都直下地震や南海トラフ巨大地震に向けての対応等がマスコミでも取り上げられていますが、一人ひとりが日頃から災害に対する心構えと、災害発生時の冷静な防災行動を身に付けておくことが大切です。
 
 最後に、今学期に皆さんの持っている力が十分に発揮され、充実した学期となることを期待しまして、始業式の挨拶といたします。

会議・研修  第1学期 終業式 あいさつ   〔 平成25年 7月 19日 〕

 皆さんおはようございます。
 
 早くも1学期の終業式となりました。 1年次生は初めての高校生活、2年次生は新しいクラスになって、そして3年次生は確かな決意を持っての1学期でしたが、どうだったでしょうか。 終業式にあたって、1学期の取組を振り返ってみて下さい。
 
  この1学期においては、部活動では弓道部の関東大会出場やソフトテニス部の県大会出場、吹奏楽部の特別支援学校との交流会や川越市の商店街の賑わい創出への協力など、検定資格では難易度の高い資格の取得、農業クラブ活動では県大会優秀賞の受賞など、たくさんの活躍がありました。 また、22日には、まるひろ百貨店において、本校で収穫したメロンの販売実習が行われます。 今夜からは、復興ボランティアに参加する生徒が出発しますが、十分注意して活動してきて下さい。
 
 さて、皆さんの特に勉強についてはどうだったでしょうか。 この後、通知表が手渡され、担任の先生から成績以外のことを含めて御指導いただきますが、特に成績不振だった人はその原因を考え、大いに反省して下さい。
 
 今学期の皆さんの成績については、先日の会議で報告がありました。 はじめに成績優良者についてです。 ここでいう優良者とは5段階評価で平均の評価が4.3以上の者をいいます。 大変すばらしい成績ですが全校で73名いました。 昨年度より2名少なくなりましたが、特に3年次の生徒の頑張りが見られ、73名中の41名が3年次の生徒でした。 進路等を控えているとはいえ、よく頑張っていることがわかりました。
 
 次に成績不良者についてです。 欠点を取ってしまった生徒は全校で76名いました。 昨年度より4名減りましたが、それでも多数の生徒が欠点を取っていることがわかりました。 欠点を取ってしまった生徒については、このままの状態でいくと、進級 ・ 卒業が心配されます。 どうか気持ちを切り替えて頑張ってほしいと思います。 また、遅刻についても気になります。 1学期間に10回以上遅刻した生徒は全校で16名いました。 その16名の内の13名は成績不良者として報告されています。 いかに基本的な生活習慣が大事であるかが理解できると思います。 是非とも2学期以降は改めてほしいと思います。
 
  これから夏休みになりますが、夏休みは皆さんにとって非常に大切なものとなります。 3年次生は、言うまでもなく進路決定の大切な時期です。 特に 就職を希望している人は、職種だけでなく具体的に会社を決定しなければなりません。 経済状況が思うように回復していない中で、就職試験は依然として厳しい状況にあります。 生半可な気持ちや実力では、希望の会社に就職することが難しいと思います。 この夏休みは、進路を真剣に考え、実力をつける最後の機会です。 しっかり頑張って 3年間の集大成としての結果を出してもらいたいと思います。 また、進学を希望している人は、推薦入試を考えている人も多いかと思いますが、特に一般入試やセンター試験を受ける人は、最後の追い込みとしてそれなりの学習時間を確保してほしいと思います。 大切な時間はあっという間に過ぎてしまいます。 ぜひ時間を有効に活かしてほしいと思います。
 
  2年次生にとっては、この夏休みほど自由に何にでも打ち込める時期はないと思います。 それだけに、この夏休みをいかに有意義に過ごすかによって、これからの学校生活や卒業後の人生に大きく影響すると思います。 部活動や学習、あるいは自分の夢の実現に向けて頑張った者と、ただ毎日をずるずると過ごして無駄に過ごしてしまった者、この両者の間にはこれからの学校生活に大きな差が出てきます。 自由な環境下で、自分の目標や目的に向かって打ち込めることは幸せなことです。 ぜひ充実した毎日を送ってほしいと思います。
 
  1年次生は、本校の学校生活にも慣れてきたところかと思います。 この夏休みを、これからの学校生活の準備期間として、基礎固めにしてもらいたいと思います。 学校では、皆さんにとって必要なことを高校生活の中で求めていきます。 先生方からのアドバイスを素直に聞いて、自分をレベルアップさせるように努力してほしいと思います。
 
  最後に、この夏休みを、すべての生徒の皆さんが心身共に一段と成長し、それぞれの目標に向かって一歩前進する機会にしてほしいと思います。 そして、皆さんが体調管理に気をつけるとともに事故に注意し、9月に元気に学校に集まれることを楽しみにしています。
 
  以上で、1学期の終業式にあたっての話を終わります。

学校  入学式 式辞   〔 平成25年 4月 8日 〕

     式 辞
 
 春爛漫の季節となりました。 本日、この佳き日に、PTA会長 村田浩明 様、後援会会長 諸口高男 様、育英会会長 古寺五一 様 をはじめ、多くの御来賓の皆様、並びに保護者の皆様の御臨席を賜り、ここに 「平成25年度 埼玉県立川越総合高等学校入学式」 を挙行できますことは、本校にとりましてこの上もない喜びでございます。 御臨席の皆様に心から御礼申し上げます。
 
 ただ今、入学を許可いたしました245名の新入生の皆さん 入学おめでとうございます。 皆さんにとって、今日の佳き日は、生涯の中で忘れることのできない大切な日となるでしょう。 皆さんの入学には、皆さん一人ひとり人の努力の成果はもちろんでありますが、それとともにご家族の方々の励まし、先生方の御指導や周囲の方々の御支援があったことを忘れてはなりません。 このことをしっかりと心に刻み、感謝の気持ちを胸に、高校生活を踏み出してください。 保護者の皆様、本日はお子様の御入学まことにおめでとうございます。 お喜びもひとしおのことと、心からお祝い申し上げます。
 
 本校は、大正9年4月に開校し、以来、時代の変化に対応しながら、平成8年4月に現在の川越総合高等学校となりました。 創立93年の長い歴史と伝統を持つ学校であり、これまでに地域と共に各分野で活躍する多くの卒業生を社会に送り出してまいりました。 入学された皆さんも本校の伝統を引き継ぎ、さらに発展、充実した学校生活を送っていただきたいと思います。 本校の校章は、昭和40年4月に従来の川越農業高校の校章を改めたもので、図案は開校当時の養蚕学校としての、本校の由来をとどめる桑の葉と未来を開拓する意志を表現する鎌をあしらったものであります。 また、「真理と正義を愛し、勤労と責任を重んじる」 を校訓に教育活動に取り組んでおります。 総合学科の特色は、幅広い選択科目の中から自分で科目を選択し、一人ひとりが自分の興味 ・ 関心や将来の職業選択を視野に入れた学習ができるということです。 そして本校の特色として、農業科目や家庭科目を中心とした多彩な選択科目が用意され、命の大切さを学び、食の安全 ・ 安心や環境の大切さについても学ぶことができます。
 
 このような特色を生かして、皆さんがこの3年間を立派に学びきるために、三つほどお願いをいたします。
 
 一つ目は、夢の実現に向けて、学習に主体的に取り組んでほしいということであります。 皆さんが本校に入学するにあたっては、将来の大きな夢や目標があると思います。 その夢の実現に向けて、希望を持って勉学に励んでほしいと思います。 夢の実現のためには、日々の継続的な学習が大切です。 皆さんは、一人ひとりの進路希望に応じた選択科目の学習ができ、自分を伸ばすことができます。 しかし、そのためには、受け身ではなく、自ら主体的、能動的に自分で学習を確立していくことが必要な条件となります。 これから3年間、夢の実現に向けて自ら主体的に継続して学習をしてください。
 
 二つ目は、豊かな人間性など、自分の心を大いに育んでほしいということであります。 人が生きていくためには、生涯をとおして自分自身を高めていく謙虚な心が必要であります。 そして高校時代はそのための重要な時期であります。 人との関わりの中で自分を心身共に向上させてくれる部活動やボランティア活動などにも積極的に取り組んでほしいと思います。 そして、本校の様々な活動をとおして、自らを律し、他人と協調し、他人を思いやる心や感動する心などを大いに育んでください。
 
 三つ目は、クラスメイトや部活動の仲間などと共に努力して、真の友人を作ってほしいということであります。 高校時代は、青年期の一時期として子どもから大人へと自立していく時期であり、皆さんが一生を通じての真の友人を得られる時期であります。 川越総合高校の学校生活で、多くの友と巡り会い、お互いに競い合い、励まし合い、協力しながら、これからの長い人生を支えてくれる確かな友情を築いてください。
 
 本校体育館の式次第の木製ボードの裏側には、「時を守り場を清め礼を正す」 という文字が記されております。 卒業生から送られたものですが、皆さんの学校生活における一つの目標にしてほしいという願いが込められております。 是非、皆さんの心にとどめてほしいと思います。
 
 次に、本校教職員を代表いたしまして、保護者の皆様にお願い申し上げます。 本日より、お子様をお預かりいたしますが、学校教育が一定の成果を収めるためには、学校と御家庭との協力と連携が必要でございます。 今後の本校の教育活動への御理解と御協力をお願いいたします。
 
 結びに、本日、御臨席を賜りました御来賓の皆様方に、今後とも変わらぬ御支援、御協力をお願い申し上げ、式辞といたします。
 
平成25年 4月 8日   埼玉県立川越総合高等学校長   竹本 政弘