講話 ・ 式辞

儀式等で お話しした内容を掲載いたします。

第25回 川総祭 開会式挨拶

 皆さん、おはようございます。

 第25回川総祭 「NO LIMIT -私たちに限界は無い- 」 開催にあたり、一言あいさつをいたします。

 これまで準備を進めてきた生徒会本部役員、文化祭実行員会をはじめとする生徒の皆さん。クラスや部活動、有志参加のグループ、授業の成果発表や全体の運営など、それぞれ分担して目標達成に向け作り上げていく貴重な体験を重ねてきました。これまで指導や助言にあたっていただいた先生方にもお礼を申し上げます。

 相当の時間をかけ計画し、準備する間には、問題やトラブルが色々あったかもしれません。自分たちで考え、決め、それに伴う責任を共有する。物事を成就させるためのプロセスを学ぶよい機会になったと思います。大変であっても、祭りを準備しながら待つ時ほどワクワクドキドキしますよね?

 また、ステージや展示、それぞれの場面で、「自分の、自分たちの、外に向けて表現すること、発信すること」で、初めて見いだせることが必ずあるはずです。その場が上手くいってもいかなくても・・・。表現することは、自分を捉え振り返るとともに、他の人の存在を受けとめることにつながります。このような活動に参加する機会は、とても意味深いことだと私は考えています。

 スポーツもそうですが、文化活動などに参加する機会を奪われた子どもは、「溶け込めない」という不安を抱くようになるといわれています。表現すること、スポーツをすること、それらを習ったり学んだりすることをネガティブに捉えてしまい、「自分は音楽や演劇、芸術、スポーツには値しない人間だ」と、否定的に感じるようになるというのです。好奇心や芸術性、遊びの精神を培う機会を失うことがあってはなりません。

 今年は新型コロナウイルス感染症対応のため、規模を縮小し、生徒・教職員のみでの開催となりました。それでも、このように無事開催に至ったことを素直に喜びたいと思います。また今回は感染症対応の中でどのような取組が成果を挙げているのか?という、いわば「試み」の場でもあります。視線を世界に向ければ、思うようにならない厳しい現実が至る所にあります。そのような中でも、今できることにどれだけ誠実に、真剣に、そして楽しんで向きあえるか?

 文化活動は深い精神活動に基づくものです。共感し、わかちあう中で、他の人へも影響を与え、伝播していきます。素直に驚き、感じる。その感性を大事にして、思いを込めて川総祭を創り上げ、大いに楽しみましょう。

 

 「 NO LIMIT -私たちに限界は無い- 」

 

 以上をもちまして、開会の挨拶とします。