校歌
校歌の歌詞
歴史 と 伝統
 
 本校の校歌は、1937年 (昭和12年) 10月に 本校の前身である 埼玉県立農蚕学校 の校歌として 産声を上げました。 以来 78年の長きにわたり 大切に歌い継がれており、3度の校名変更を経た今も 本校の長い歴史と伝統を物語っています。
 埼玉県には 139の県立高校がありますが、学制改革 や 校名の改称等により 詞や曲が改編されることなく 校史とともに永く歌われてきた校歌をもつ学校は、数えるほどしかありません。
 武蔵野の歴史 ・ 伝統 ・ 産業 が謳われた貴重な校歌は、18,566名の同窓生が誇る  です。
 在校生にも、 父母や祖父母も 本校の卒業生 という生徒もおり、家族をむすぶ  として、また、親子3代で歌える校歌 として、地域に愛され 親しまれる学校 の象徴となっています。
著名な作者
著名な作者 
     作詞  武 島たけしま 又 次 郎またじろう 先生     作曲  岡 野おかの 貞 一ていいち 先生
               ( 1872-1967 )           ( 1878-1941 )
 武島 又次郎 先生は、東京府日本橋出身の詩人です。 羽衣 (はごろも)の雅号で知られています。
 東京音楽学校で教鞭をとるかたわら、国文学者として多くの大学で女子教育に尽力されました。
 代表作に 滝廉太郎と組んだ 「  」 があり、日本の春を象徴する名曲として 広く親しまれています。
   「  」  ・・・  春の うららの 隅田川 ♪
 岡野 貞一 先生は、鳥取市出身の作曲家です。  〔 鳥取市 名誉市民 〕
 東京音楽学校の教授として声楽の教鞭をとり、音楽教育の指導者育成に尽力されました。
 「故郷」 「春が来た」 「春の小川」 「朧月夜」 など、数多くの名作を残されています。
   「 故郷 」 ( ふるさと )     ・・・  うさぎ追いし かの山 ♪       
   「 春が来た 」         ・・・  春が来た 春が来た どこに来た ♪
   「 春の小川 」         ・・・  春の小川は さらさら行くよ ♪
   「 朧月夜 」 ( おぼろづきよ )  ・・・  菜の花ばたけに 入り日薄れ ♪
全国で 唯一
 
この著名な お二人によってつくられた 高校の校歌 は、全国で 本校が唯一 です。       
 歌詞には、本校のある 明星が丘 にかかる朝霧が晴れ、そこに集う生徒たちの 学問に生きる社会の一員としての大きな責任 と 未来に向けての姿勢 が歌われており、ゆるぎない伝統の校風と 成長し続ける若者の崇高な想いが込められています。        
 冒頭の詩 狭霧 晴れゆく 明星 の ♪ は、本校の施設 「 狭霧館 」 ・ 「 明星館 」 の名称にも用いられ、ふだんの学校生活の中でも親しまれています。
JASRAC許諾マーク
JASRAC許諾番号E1201162447
校歌の楽譜